こんにちは、広報ウーマンのネギチです。
正社員で働いていると、あたりまえのように週に5日勤務を余儀なくされますよね。
それも1日8時間。残業を含めるともっとです。
みんな何事もないかのように受け入れていますが、
「どう考えても働きすぎでは??」
と常々思っています。
最近ではフレキシブルな働き方を認める企業が出始めてはいますが、東京のほんの一部といったところで、ほとんどの人は40時間以上働いています。
一般的な会社では、短時間労働が許されるのは、主婦のパートか、フリーターのバイトか、育休明けの時短勤務の人くらいでしょう。

「週5日も働きたくない」という思いを力説していくよ!
週5勤務(週40時間労働)の弊害
長時間労働は、集中力が続かず生産性が下がる

会社にいる間、8時間ずっと集中できているという方いらっしゃいますか?おそらくいないと思います。
人間はそんなに集中できるように作られていないんです。
「あー、もう何も考えられない。何にもやる気しない」
という日や時間があると思います。
ですが、労働時間が決められている以上、集中力がゼロでも何かしら仕事をしなければなりません。
しかし、無理をして仕事をしても、
- いつもの何倍も時間がかかる
- よいアイデアが出てこない
- 理論的に考えられない
- ミスが多い
という状態になってしまうのです。

できる作業はシュレッダーかけとデスクの掃除くらいだよ…
8時間もあると確実に集中力が切れている時間があるので、ただ8時間を消費したいう実績が残るだけで、生産性で言うとかなり無駄にしていることがあると思います。
週5勤務はいろいろな意味で辛い

まず、朝起きるのが辛いじゃないですか。
朝型人間とは永遠に分かり合えないと思っています。
連続で働くというのも辛いじゃないですか。
5日間連続で働かなければと思うだけで、サザエさんシンドロームにかかる人も少なくないと思います。
体への負担が大きくて辛いじゃないですか。
あちこち痛くなるということは、週40時間働くのに適していないということだと思います。
このように「辛い」とネガティブな思いを掲げていると、仕事というのが辛いものという認識をしやすく、「仕事=イヤ」となってしまいますね。
プライベートの時間が十分にとれない

言うまでもないですが、プライベートの時間が少なすぎます。
平日は仕事くらいしかしないという人も多いのではないでしょうか。
働いて働いて働いて平日を乗り切っても、休日が2日しかなく、あっという間に過ぎ去ってしまいます。
5対2ってバランスが悪すぎますよね。
誰が決めたんでしょうか。
週の半分くらい働いて、半分くらいは自由に過ごす、そんな会社員が普通になったらよいなと思います。
週休3日を試してみたら、だいぶ幸福度が上がった!

現代日本では、幼稚園時代から週休2日制が始まり、小学校、中学校、高校、大学、社会人と、老後になるまでその呪縛から解き放されません。

私たちが老人になる頃には70歳まで解放されないって考えると恐ろしい…
この生活、私は子どものときから「おかしいな」と思っていました。
労働でなくても週休2日は休みが足らないのです。
大学生のとき、ちょっと実験も兼ねて週休3日を導入してみました。
選択講義が多い大学だったため、水曜には講義を入れないといった操作が簡単にできたのです。
実際にやってみた感想は、「あまり疲れない!なんか余裕がある」というものでした。
疲れていないので講義も楽しく出れましたし、プライベートの時間も取れるので満たされた気分でした。
週休3日で暮らしていたときが、今までの人生で一番いきいきと過ごせていたように思います。

心にゆとりを持って生活できるよ
自動化が進んでいるのになぜ労働時間が減らないの?
最近はIT化の発達で人間の仕事は減っているはずですよね。
それなのに、人間はその分休もうという流れにならないのはなぜでしょうか?
「長時間労働=美徳」という古き考えの人が一定数残っている

いまだに、残業しているのが偉いとか、有給休暇はほぼ取らないのが普通、という風潮の職場が存在します。
時間をかければかけただけ、比例するように成果が出る。そんな時代があったかもしれません。その時代でやってきた人は、働き方を切り替えられないのかもしれません。
しかし、そういう人が職場トップや中核にいると、職場全体で長時間労働が当たり前となり、週休3日どころか定時帰宅さえ難しい状況が生まれてしまいます。
労働時間の減少には、上層部の考え方改革や、人事評価制度の改善も重要となってくるでしょう。

この風潮は自由な働き方を好む20・30代が主力の時代には変わっていくのかな
自動化されても求められるレベルが上がり労働時間は減らない

ITの発達は、単純作業が減る一方で、実はどんどん新しくやるべきことを生み出しているのです。
たとえば、営業職の人は、名刺アプリや顧客管理ツールができたことで、今までやっていた顧客情報をExcelに手入力するといった作業が減っていることと思います。
しかしその一方で、お客様の膨大なデータを入手できるようになっているので、「データがあるんだから有効活用できるだろう」と考えられ、一人ひとりに適した営業活動をすることが求められるようになっています。
結果的に、データの確認やツールを駆使した分析をする時間が必要になり、トータルの労働時間は減少しないということが起こります。
自動化は確実に全体のパフォーマンスを上げてはいるのですが、求められるレベルも同じように上がっているため、個人の時間短縮にはなかなか直結しないという現状があります。

なんというイタチごっこ!
まとめ:週5勤務(週40時間労働)の短縮にはまだまだ壁がある
まとめると、週5日8時間は働きすぎで、いろいろと弊害があると私は思います。
- 集中力が続かず生産性が下がる
- 単純に辛い
- プライベートを充実できない
週休3日にするだけで、みんなもっとハッピーに過ごせるはずですが、現実にサラリーマンが実践するには道のりが遠そうです。
自動化が進んでいるので、飛躍的に労働時間が短くなってもおかしくないのに、そうならないのは、
- 「長時間労働=美徳」という古き考えの人が一定数残っている
- 自動化されても求められるレベルが上がり労働時間は減らない
という理由が考えられます。

いろいろ書いたけど、もっとゆるく働ける世の中になってほしい!
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