広報ウーマンのネギチです。
「今日は会社を休みます。」
私の部署には新入社員がいるのですが、彼は毎月1回は体調不良で休みます。
つい先日も「風邪で37度あるので休みたい」という連絡が入りました。
実はこういう休みの取り方について部内であまりよく思っていない人もいて、
- 何がなんでも出社する派
- 体調を優先する派
の溝は深いなと思ったので、双方の言い分を記事にまとめてみました。

私は自分も休みたいし気にしてなかったけど、違う考えの人も多いんだな
「何がなんでも出社する派」の主張
責任感や誠意への意識が高い
自分の抱えている仕事があるのだから、責任感があったら休むなんて発想にはならないと考えているようです。
どうしても体調が悪いにしても、朝は会社に来るという誠意を見せてから帰ればよいという声もありました。
周りを気にしている
自分が休むことによって、一緒に働いている人がフォローをしなければならなくて迷惑をかけるのではということが一番心配。

誰かがフォローしないとならない仕事だと気を使うよね
また、すぐに休む人という目で見られて、社内からの評価が下がるのも心配と考えている傾向にあります。
注意したい…けどハラスメントが怖い
「体調を優先する派」のことを内心は注意したいと思っているようです。
ただ、最近はハラスメント問題が厳しいこともあり、直接注意はしづらいと感じているようです。
体育会系出身者、責任感の強い真面目な人、休まないのが普通という環境で育った人が当てはまりやすいようです。
「体調を優先する派」の主張
本当に無理
一番多いのは、がんばって出社しようという気持ちはあるけれど、体調が悪すぎて動けないという場合だと思います。
体調不良のときは休むのが最善だと思っている
無理して出社しても、いつも通りのパフォーマンスは出せないですし、無理したことによって長引くリスクもあると考えると、「休む」という選択肢が合理的だと考えています。

明日100%で働くために休むんだ
自分がいなくてもどうにかなる
超重要な仕事に就いている人や、シフトなどの当番制の場合を除き、自分が1日休んだくらいで困ることはないと思っている傾向にあります。
もちろん、休んだら支障をきたす仕事が入っているときは、ある程度の無理はやむを得ないと考えています。
体力に自信のない人、合理的な考えが大好きな人、周りの目はあまり気にしない人に当てはまりやすいようです。
どっち派の人の意見も尊重されるべき
どっちが正解という問題ではなく、こういう思考の人もいるという理解をしておいた方がよいですね。

今回出た意見だけでも「その発想はなかった」って思ったよ

どっちの考えの人も快適に働ける世の中になるといいね
一昔前までは、「何がなんでも出社する派」が普通とされていたと思いますが、今後は社内にもミレニアル世代が増えてきて、多種多様な価値観を持った人と仕事をしていくことになります。
特に、上司部下やグループメンバーがどちらのタイプなのかを把握しておくと、円滑にコミュニケーションを取ることができると思います。
「何がなんでも出社する派」の部下や後輩に対して
体調が悪くても無理をしている可能性が高いので、顔色が悪くないか、仕事の負荷が多すぎではないか、日頃から気にかけるようにするとよいでしょう。
本当に体調が悪いときは休んでも大丈夫という環境づくりができるとよいと思います。
「体調を優先する派」の部下や後輩に対して
冒頭の話のように、周囲からの風当たりが強い場合もあるので、自分は理解しているということを示してあげると心強いと思います。
ただ、仕事に支障をきたすほど休むようでしたら、注意することも必要になってくるでしょう。
まとめ:相互理解が重要
この記事では、体調不良のときに「何がなんでも出社する派」と「体調を優先する派」がいて、それぞれどう思っているのかを書きました。
体調不良のときは誰もが辛いので、そういうときこそチームとしてフォローできるような働き方をしていきましょう。

チームで乗り越えよう!
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