「職場の飲み会って苦手なんだよね。」
こう思っている人は意外と多いと思います。
特に、コミュニケーション能力が高くない人にとっては、かなり気疲れする場です。
普段仕事をする上では困らない程度にやり取りができていても、飲み会のノリにはついていけなかったり、雑談を広げられなくて居心地の悪い思いをすることがあります。

向かいや隣の席の人がいなくなって、ぼっちになるあるある☆
とはいっても、欠席はしにくいのが職場の飲み会です。
出席はして悪印象は残さずに、なるべく心穏やかにやり過ごす方法を考えてみました。
私のように飲み会が苦手な人の参考になると幸いです。
なぜ職場の飲み会が苦手なのか?
友達との飲み会は楽しいですよね。
職場の飲み会でも満足度が高いときもあります。
では、どういう飲み会を苦手と感じやすいのでしょうか?
仲良しの同僚がいない
職場に仲が良い同僚がいたときは、飲み会でも近くに座って楽しかった記憶があります。
別に仲が悪いわけではないけど、取り立てて仲良しはいないというときに、飲み会に苦手意識を持ちがちですね。
うるさくて大声で話さないと聞こえない
飲み会の場はいろいろな人の声が混ざり、とてもうるさいことが多いです。
普段から声が小さくて大きい声を出すことが苦手だと、たまに発言しても「え?」と聞き返され、もう話すことを諦めてしまいます。

うるさい場所ってだけで借りてきた猫状態だよ
ウェイノリや下ネタが多い
完全に職場によりますが、いい歳してウェイノリな飲み会がありますよね。
深夜のバラエティみたいなノリで騒がしくワイワイしているわけですが、ノリが悪い人間にはとても居心地が悪い空間です。
最近彼女ができた男性社員に「彼女の写真を見せろ」と言ってスマホの奪い合いをしていたりするのに、まったく興味がないんです。
下ネタが飛び交っているときなど、どう反応してよいかわからず黙って愛想笑いを浮かべる置き物になっています。
話すことがない
自分のテーブルだけシーンとしていることってありませんか?

飲み会での雑談って難易度高いよね
同じ職場で働いているというだけで、世代も境遇も関心ごとも違う人と会話を続けるのは、コミュニケーション能力が低い人には辛い作業です。
人数が多い
少人数の飲みだと落ち着いて話ができることも多いですが、人数が多くなった時点で話すのが得意な人の独壇場になりがちです。
人数が多くなればなるほど、あまり仲良くない人率が上がるので人見知りを発動してしまうという問題もあります。
席を移動していく
飲み会定番の席を移動するシステム、私は昔から意味不明だと思っていました。
多くの人と話したい勢の意見はわかりますが、ぼっちが製造されるので正直やめてもらいたいです。

誰だ、あのシステム考えたの…
職場の飲み会、やり過ごし戦略
飲み会に参加するときのポイントとして、最も重要なのは「席選び」です。
誰の近くなのか、どのポジショニングなのかによって、飲み会を心穏やかに過ごせるかどうかの8割が決まると思ってください。
最適な場所を確保するために、注意すべきポイントを紹介します。
1. お店には早すぎず遅すぎずに到着する
飲み会戦略は開始前から始まっています。
早く着きすぎて適当な席に座ると、自分の周り以外だけが埋まっていき、自分の向かいは空席もしくは遅れてくる人の席という、最悪な事態を引き起こしかねません。
かといって、開始時間ギリギリに到着すると、空いている席に座るはめになってしまいます。
ある程度、同じ席のメンバーを把握でき、まだ選択の余地がある、中盤くらいの到着を目指すのがベストです。
職場によって、全員早めに集まるところと、直前まで集まらないところがあるので、到着時間はそれも計算に入れるとよいでしょう。
2. ぼっちになりにくいポジショニングをキープ
端っこには座らない
飲み会が苦手な人が犯しがちなミスが「一番端っこに座る」ことです。
中心にいても盛り上げられないし、端っこの方が落ち着くと考えてしまいますが、
- ぼっちになる率を高める
- 隣の人が合わない人だったら詰む
- 話の中心まで声が届かない
というデメリットがあります。
飲み会でありがちな8人席の場合、端から2番目か3番目に座るのがベターでしょう。

あえての真ん中!
離れ小島を狙う
お店のレイアウトと人数によっては、4人くらいの離れ小島なテーブルができることがあります。
離れ小島では、集団から少し距離があるためかウェイな雰囲気になりにくく、ゆっくり話せる傾向があります。
大人数が苦手な人でも話しやすいので、離れ小島があるときには積極的に狙っていきましょう。
3. 隣の席に座るべき人材3選
コミュ力抜群のスーパーマン
面白くて気遣いができて誰とでもコミュニケーションが取れるスーパーマンがたまにいます。
そういう人はその場のみんなで楽しもうとしますので、全員が楽しめる話題を提供してくれたり、話していない人にも積極的に話を振ってくれたりします。

そのテーブル自体が楽しく盛り上がる確率が高いよ!
スーパーマンの近くにいれば、平和に乗り切れる可能性はぐんと上がるでしょう。
一方で、スーパーマンは他の人にも人気なので、途中で他のテーブルに呼ばれていなくなるというリスクもあります。
害のない話好きおじさん
どこの職場にも絶対にいる話好きおじさん。
実は、話好きおじさんの隣は穴場スポットなのです。
わいわい盛り上がりたい人には、おじさんの長話を聞かさせられるのは苦痛かもしれませんが、いつも話が続かなくて困るという人には絶好の人材です。
基本的に「そうなんですか」とにこにこ相槌を打っているだけで永遠と話をしてくれるので、とても楽です。
おじさんも気分よく話せるし、周囲にも相手をしていて偉いなと思ってもらえるという、一石三鳥なのです。
たまに話がわりと面白い「話好きおじさん」もいるので、そういう人の隣に座るのもおすすめです。

セクハラや説教をしてくるタイプじゃないかは見極めよう
いつも早めに帰る人
飲み会に参加すると短くても2時間は拘束されますよね。
なかなか途中では帰りにくのですが、家庭の都合や電車の都合でいつも途中で帰る人っていますよね。
そういう人の隣に座っていれば、「もう帰りたいな」という飲み会だったときに便乗して帰るという手が使えます。
まとめ:職場の飲み会は席選びが最重要
今回書いてきたのは、飲み会が苦手な人向けの戦略です。
飲み会が楽しくてしょうがないという人は、そのまま楽しく過ごしてくれたらよいと思います。
職場の飲み会で、
- ウェイノリが苦手
- ぼっちになりやすい
- 話が続かなくて辛い
という人が心穏やかに過ごせるかは「席選び」で決まります。
- お店には早すぎず遅すぎずに到着する
- テーブル中央の席か離れ小島を狙う
- 快適に過ごせそうな人の隣をキープ
飲みニケーションの時代ではもうないかもしれませんが、いまだに重要視されることもあります。

飲み会が苦手だけど参加しようという人は、席選びに注意して、なるべく心穏やかに過ごせる席をゲットしよう!
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