独身女性のセミリタイア計画!30代でのセミリタイアは可能なのか?

こんにちは、ネギチです。

漠然とセミリタイアをして自由に暮らしたいと思い始めてから約1年。

「何かを成し遂げるためには、まずは計画を立てるべし」

サラリーマンとして植え付けられたこの常識に則り、セミリタイア計画を作成することにしました。

平凡な独身女性が30代でのセミリタイアを実現することは現実的なのか?

私が立てた計画をご紹介します。

目次

セミリタイア計画の前提(背景・目的)

「セミリタイアしたい」と言っても、何のためなのか、どういう家族構成なのか、現状の資産、セミリタイア後にどういう生活を望むのかなどでプランは大きく変わってきます。

そこで、まずは自分について現状把握をしてみました。

ネギチ

仕事だと上司から現状把握は?ベンチマークは?ってすぐ言われるよね…

なんのためにセミリタイアをしたいのか

一番重要な目的。それは、仕事に縛られることなく、のんびりと生きていきたいからです。

自由気ままに旅行に行ったり、何か新しいことに挑戦したり、スポーツをしたり本を読んだり、ただ平穏な日常を過ごしたいのです。

60歳や70歳になってから自由が手に入っても、健康でいられる期間は長くはないでしょう。たった一度の人生、健康なうちに思いっきり自由を謳歌したいと考えています。

とはいっても、完全なリタイアは社会との接点がなくなってしまいますし、金銭的にも厳しいということもあり、セミリタイアがベターという結論にたどり着きました。

いつまでにセミリタイアをしたいのか

もちろん早ければ早いほどよいですが、30代のうちにセミリタイアをするのが理想です。

私は現在33歳なのでリミットはあと6年といったところでしょうか。

もっと早くからセミリタイアを視野に入れていればより早い実現もできたかもしれませんが、セミリタイアという生き方に気付いたのが昨年と出遅れてしまいましたので、今からできることをしていきたいと思います。

独身でのセミリタイア

セミリタイア計画を立てるにあたって、既婚か独身かは計画を大きく左右しますので独身のままという設定で計画を立てていきます。

ネギチ

別に一生独身宣言ではないのだ。仮になのだ…!

資産について

現在の資産は約2,200万円です。

現金は1,200万円。株式投資で1,000万円を運用しています。

社会人1年目の25歳のときにはゼロ(なんなら車のローンでマイナス)だったことを考えると、年間300万円弱貯めている計算になります。

株の運用は、昨年から始めたので実績が少ないですが、年10%は利益が出ている状況です。

支出について

セミリタイア後の支出は正直読めないところではあるのですが、ざっくり下記を想定しています。

合計で月に18万円くらいです。

  • 保険料・住民税(所得100万円想定) 2.5万円
  • 家賃 6万円
  • 食費 3万円
  • 光熱費 1万円
  • 娯楽費・交際費・美容費 2.5万円
  • 日用品 0.5万円
  • 通信費 0.5万円
  • 車関係 2万円
ネギチ

生きているだけでかかる年金や税金が高くてしんどいのだ…

30代独身女性のセミリタイア基本方針

セミリタイアを考える上で、基本となる方針を定めました。

  1. 早めのセミリタイアを優先する
  2. 老後困らない資産設計をする
  3. 楽しむことを最重要とする

1. 早めのセミリタイアを優先する

セミリタイアをするのに1億円くらいは資産がほしいという人の声を聞くこともあります。

私もできることならそれぐらいの資産がほしいなとは思います。

ですが、普通の年収の人は1億円貯める頃には定年退職ですよ!!

「健康なうちに自由に生きる」という最大のテーマから考えると、1億円を貯めるよりも若いうちのセミリタイアを優先したいと考えています。

2. 老後困らない資産設計をする

あまり考えずにセミリタイアをして、老後に資産がつきて貧困に陥るのは避けたいので、資産設計はしっかり行う必要があります。

年金受給が予定される歳に最低でも2,000万円は手元に残るようにしたいです。

なので、セミリタイアから55歳くらいまでは投資利益+労働収入(週2〜3日程度)で生活し、資産額をキープするようにしたいと考えています。

3. 楽しむことを最重要とする

セミリタイアすることが目的になりがちですが、セミリタイアして幸せになれるかどうかが重要なので、楽しめるようなセミリタイア環境をつくることを第一に考えます。

セミリタイアできたはよいけど、生活費が少なくて毎日もやし生活というのは避けたいですからね。

「楽しむ」が得られないならば、方向転換することも常に案として持っておけるとよいかなと思います。

30代独身女性のセミリタイア具体案

では、セミリタイア基本方針に則った上で、現実的にいくらが30代で貯められて、セミリタイアも可能なラインなのでしょうか?

現実的なセミリタイア案

まず、資産額の動向から考えてみます。

39歳までの資産をシミュレーションしてみると、こんな感じです。

30代前半は給与から350万円、後半からは昇格して給与が増えると想定して400万円積み増しできる予定です。株式収益は一般的に可能と言われている4%の利益が出ると想定しています。

順調に行けば、39歳で約5,000万円の資産に到達します。

フルインベストメントは避けて6割の3,000万円を運用したとしても、税引き後4%で年間120万円、月に10万円の収入を得ることができます。

生活費に月18万円かかると想定しているため、不足分は月8万円。これくらいでしたらフリーランスやアルバイト収入でも十分まかなうことが可能です。

現実的なプランとしては、39歳頃までに5,000万円の資産を貯め、セミリタイア後は週2~3日程度働くというものでしょう。

ネギチ

でも、このプランだとあと6年もフルで働かないといけない…
もっと早くセミリタイアする方法はないの?

タマコ

別案も考えてみよう!
会社で企画書作るときも3つくらい案持ってこいって言われるもんね

最短でのセミリタイア案

逆に、私の考えるセミリタイア生活を成立させるためには最低額はいくらなのか?

先ほどまでは生活費を18万円で計算していましたが、どこか削れないかと考えました。

妥協して車を所有しなければ2万円削減、家賃も1万くらいは削減もできそう(田舎なので)ということで、最低15万円あれば生活は可能そうです。

  • 家賃 6万円 → 5万円
  • 車関係 2万円 → 0円

労働に割く時間は増やしたくないので、フリーランスやアルバイト収入は月8万円据え置きで考えると、月7万円(年84万円)ほどの株式収益があればよいという計算です。税引き後4%の場合は運用資金が2,100万円必要、6割運用でも3,500万円の資産があれば成立します。

先ほどのシミュレーションによると3,500万円には36歳での到達見込みなので、これが最短でのセミリタイア案となります。

ネギチ

あと3年って考えると終わりが見えていていい感じ!

まとめ:30代独身女性でのセミリタイアは十分現実的

この記事では、私のセミリタイア計画について書いてきました。

セミリタイア基本方針
  1. 早めのセミリタイアを優先する
  2. 老後困らない資産設計をする
  3. 楽しむことを最重要とする

セミリタイアまでにいくら貯めればよいかは、資産状況と生活費によって大きく変わりますが、私の場合は3,500~5,000万円ラインという計算でしたので、まずはその目標に向けて資産を増やしていきます。

ネギチ

計画を立てると、夢物語から現実のプランに少し近づいた気がするのでおすすめ!

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