【体験談】新卒で社内ニートをしたけど暇すぎた!経験者が本音を語る

こんにちは、ネギチです。

会社に行ってもやる仕事がなく、とにかく暇でしかたがない。

そんな人々を、世間ではこう呼びます。

社内ニート

あなたは社内ニートについてどんなイメージを持ちますか?

ほとんど何もしなくて給料はもらえるので、「楽していてズルイ」「うらやましい」と思う人も少なくはないのではないでしょうか。

もしくは、仕事ができないごく一部の人の話だから自分には関係ないといった感じでしょうか。

私もそのような軽いイメージでいました。

ええ、実際に自分が社内ニートになるまでは…

私は新卒でIT企業に入社して、配属されたと思ったら、そこからしばらく社内ニートをすることになったのですが、何もすることがないという状況は想像しているよりもつらいのです。

ネギチ

今回は、そんな社内ニートの体験談を紹介するのだ

目次

第1部:ドキドキの配属、それは新卒社内ニートへの入り口だった

「ご愁傷様だね!」

新入社員研修も終わりに近づき、最近の同期での話題を独占していた「配属先」がついに発表されたときのことでした。

私の配属先を見て、隣の席の同期がうれしそうな顔をして声をかけてきたのです。

「あの部署、激務で有名らしいね。いやー、大変だね」

(いやいやいや、言葉と表情があってないんだけど…!)

私の配属先となったのは、業務系のシステム開発を担当している部署。

確かに、プロジェクトが大幅に遅れているとか、かなり忙しいらしいという焦げくさい噂はたまに耳にしていました。

しかし、実はこの部署、私の第一希望だったのです。

「激務な方がやりがいがある」などという社畜思考ではもちろんなく、業務内容が一番興味があるという純粋な理由でした。

忙しいという噂は引っかかってはいましたが、実際に目にしたわけではなかったので、当時は「噂は噂」くらいに軽く考えていました。

ネギチ

今ならわかる。火のないところに煙は立たないということを…

何はともあれ、無事に第一希望の部署に配属されることとなり、「忙しいかもしれないけど、研修で学んだことを生かして頑張ろう!」と気を引き締め、配属先部署の門を叩いたのでした。

まさか、それが「新卒社内ニートへの入り口」になるとは知らずに。

第2部:OJTの落とし穴、社内ニート誕生の瞬間

私がいた会社では、配属されてから入社3年目まではOJTリーダーが付いて指導をしてくれる仕組みでした。

OJTリーダーは、入社3~5年目くらいの若手が任命されるのが通例で、年齢が近い先輩をOJTリーダーにすることで相談しやすい環境をつくる目的もあったようです。

ところが、「OJTリーダーは誰なんだろう。話しやすい人だといいな」と期待半分・不安半分で待っていた私に訪れたのはナナメ上の展開でした。

「OJTリーダーは僕が一旦やるから、わからないことあったら聞いて。」

こう言葉を発したのは、疲れ果てた顔をした40代後半のグループリーダー。

…なぜグループリーダーが!?しかも一旦って何?

この疑問の解は周囲を見渡せばすぐに予想がつきました。

明らかに全員が忙しそう!!!

運の悪いことに、グループで抱えていたメインプロジェクトがちょうど山場を迎えていて、あの人もこの人も長時間残業に休日出勤。月の残業時間が100時間を超えている人が何人もいるような状況でした。

OJTリーダーというのは右も左もわからない素人に一から教えることになるので時間や手間がかかるものです。

しかし、この戦場のような職場ではそんな余裕がある人は誰一人いなかったので、やむを得ずグループリーダーが仮担当をすることになったという背景だったようです。

とはいってもグループリーダーも方針策定やメンバー管理など自分の仕事があり、新入社員に構っている暇があるわけではありません。

最初にグループの業務内容を簡単に説明してくれた後、指示されたのはあの恐怖のセリフでした。

「マニュアルでも読んでて」

ネギチ

何もすることがないときの常套句だよね…!

第3部:社内ニートはつらいよ。暇と不安との戦い

キーンコーンカーンコーン

定時を知らせる音がフロアに鳴り響き、私はマニュアルを読む手を止めて帰り支度を始めました。

同僚たちはといえば、お菓子で小腹を満たす者、一服で一息つく者、10分の仮眠を取る者。一日を午後・午後の2クールではなく、午前・午後・定時後の3クールだと勘違いしているがごとく、全員が残業体制に入っています。

そんな日々も早くも2週間目。

マニュアルを読む。その作業に私はすでに辟易としていました。

配属初日にグループリーダーから渡されたマニュアルは、部内で開発している業務システムの要件定義書でした。

お客様がどんな要望を持っていて、それを解決するためにはどんな画面や機能のシステムをつくるかが記された、つまりはシステムの設計図です。

素直に読み進めること5分、私は気付きました。

これで理解しろとか無理じゃない!?

要件定義書は開発をする上では重要なものなのですが、あくまで関係者で認識を共有するためという側面が強いので、業務のことを何も知らない人が読むには適していないのです。

早々に諦めた私は、数時間でざっくりどんなシステムをつくっているかだけ把握し、「他にやることありませんか?」とグループリーダーに確認をすることにしました。

「えっと、なんかあったかな…」と困り顔のグループリーダー。

少し考えた後に渡されたのは、「ISO9001品質マネジメントシステム」に関するマニュアルでした。

なんということでしょう。またマニュアルです!

しかも、タイトルからもイヤな予感がしていたのですが、小難しい文章が延々と続き、内容はちんぷんかんぷん。

本来は辞書的な使い方をするような文書をゆっくり1ページずつ読み進めるという謎の苦行に苛まれ、居眠りをしないようにするのが精一杯でした。

ネギチ

私の理解力は新入社員の平均値くらいはあったと思うから、今考えてみても指示がおかしい…

第4部:新卒社内ニート、有意義な過ごし方を求む

至極つまらないマニュアルを読み続け、同期には「社内ニートじゃん」と笑われる。

私はこの不毛な時間を少しでも有意義にできる方法を考えました。

まず、一番に取り組んだことはグループに少しでも貢献できること。一応はお給料をもらっているので、何もせずにダラダラしているのは多少は良心が痛みます。

とはいっても、グループリーダーも先輩方も自分の業務が忙しすぎて新入社員用の仕事を用意することはできない状況。

そんな中でできる唯一の仕事は、固定電話にでることでした。

グループで共通の番号で、誰かが電話に出てから担当の人に取り次ぐというシステムでしたので、「全部の電話に出るぞ」という心意気で電話を取りまくっていました。

いつもワンコール鳴り終わったタイミングで電話を取るようにしていましたので、おかげで今でも電話早取りは得意です!どんな会社のどういう人からかかってくるのか覚えることができますし、これは実践してよかったと思っています。

固定電話に出る作業は、仕事が忙しくなってくると結構めんどくさいので、暇を持て余している人がいましたら、ぜひ率先してやってみてほしいと思います。

それだけでは時間があり余るので、それ以上の時間はスキルアップに費やしていました。

簡単なところでは、パソコンのショートカットキーを覚えたり、社内報で会社への理解を深めたり。

一番時間つぶしになったのは、ExcelのVBAの勉強でした。その当時、タスク管理をExcelで行っていましたので、日ごとや週ごとに何のタスクをやったか自動集計できる機能や、タスクごとにかかった時間を計測して目標との誤差を可視化するような機能を自作したりしていました。

ネギチ

タスク管理表をアップデートしても肝心のタスクがなかったんだけどね…

SEといってもVBAは触ったことがなかったので、いろいろ調べながらの実装で勉強になりましたし、その後に業務でVBAを使う機会も偶然ありましたので、このときの経験は無駄にはならなかったと思います。

VBAではなくても、ExcelやPowerPoint、今でしたらSharepointなどの文書管理系や、RPAの考え方やツール、こういったスキルはどこかでは役立つ可能性が高いので、社内ニートのうちに勉強しておくと後々自分の力になるかもしれません。

ネギチ

Excel開いていると何か仕事している風に見えるから、そういう意味でもおすすめ!

そんな生活を続けること2カ月、メインプロジェクトの山場が過ぎ、ちょうど単純作業の要員も必要になったことから、私の社内ニート生活は終了となりました。

仕事を割り振られたときは、「仕事だ、仕事だ!」とうれしかったのを覚えています。

たった2カ月でもやるべきことがないのは辛く、社内ニートはイメージと体験するのとでは違うと思ったものです。

まとめ:社内ニートは暇すぎてつらい!

この記事では、新卒の配属後に社内ニートをしたときの体験談を書いてきました。

  • 新卒の配属後すぐに社内ニートになることがある
  • 忙しすぎる部署は指導ができず、社内ニートを生み出しやすい
  • マニュアルを読む作業はつらすぎる
  • 社内ニートを有意義に過ごすために自己研鑽がおすすめ
ネギチ

社内ニートは周りの人から大変さが理解されにくいのがつらいところ

こんな記事もおすすめです

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる