こんにちは、ネギチです。
メーカー広報として4年ほど働いています。
広報担当者が少ない会社なので、メディア対応からコンテンツ制作までわりと何でもやっていて、最近では社内イベントの動画を制作する機会がありました。
動画制作は外注している会社が多いと思いますが、予算の問題もあるのでどれもこれも外注するというわけにはいかず、インタビュー動画、セミナー動画、イベント動画といった簡単なものは社内で内製でつくる会社も増えていると思います。

動画はプロに頼むと結構コストかかるのだ…
とはいっても、大企業でもない限り専門の動画チームを社内に持つことは難しく、ほとんどの会社では初心者がアサインされることになります。
もしそんな場面に遭遇したら「無理です!」と言う前に、挑戦してみることをおすすめしたいです。
理由としては、私も動画制作は完全に初心者だったんですが、実際にやってみたら下記の事実に気がついたからです。
- 初心者でもある程度の動画は簡単に制作できる
- 「社内の動画制作担当者」というポジションは意外と得られるものが多い
この記事では詳細を説明していきます。
初心者が社内動画を制作してみた話

動画はプロがつくるものだと思っていた
過去の私は「動画制作はプロに任せるべきでしょ。自分でつくるなんてセンスもないしできないよ」という考えでした。
しかし、冒頭にも書いたように動画の内製化の流れが来ています。
当社でも動画をもっと活用した方がいいのではいう話が出てきていて、避けてばかりはいられないなと重い腰を上げ、今回のイベント動画を一人でつくってみることにしたのです。

最初はムリムリって思ったけど、社内向けだし失敗したらお蔵入りにすればいいかなって
動画制作に使ったのはスマホとPCのみ
今回つくった動画は本当に簡単なものです。
撮影はスマホ1台。三脚や照明なんかも使っていなくて、スマホ片手にイベントの様子を撮影していきました。スマホでの撮影なので、ビデオカメラの扱いに慣れていない私でも問題ありませんでした。
編集も専用の動画ソフトをインストールすることなく、Windows10に標準搭載の動画編集ソフト「フォト」を使って行いました。
専用ソフトに比べたら機能は少ないですが、テロップを入れる、トリミングする、エフェクトをつけるといった機能はあったので、今回のような目的の動画でしたら十分編集することができました。
「フォト」の機能くらいでしたら、パワーポイント操作の延長くらいの気持ちで誰でも使いこなせると思います。

この方法だと前準備とかいらなくて簡単!
動画制作の敷居が下がっていたことに感動したのだ
センスはなくても何とか動画はできる
意外と初心者でもなんとかなるもので、編集に3時間くらいかかりましたが、約1分の動画をつくることができました。
タイトルコール+イベントシーンを10個くらいつなぎ合わせてテロップでシーンを説明したものにBGMを付けた程度ですが、編集ソフトのおかげもありそれっぽい動画に仕上がりました。
もちろんプロがつくるような動画と比べたら天と地の差ですが、「社内で公開する程度だったらこれくらいでもいいかな」というレベルの動画はつくれることがわかりました。

このレベルの動画でも完成すると達成感あるよね!
動画制作担当者が意外とおいしい理由

出来栄えにこだわらなければ動画制作はできるとわかったわけですが、私が皆さんにこのポジションを勧めたいのは簡単にできるからだけではなく、意外と得るものが多いからです。
- 社内評価が上がる
- 関係者に喜ばれる
- スキルアップできて、転職や副業に有利
社内評価が上がる
いくらYouTuberが増えて動画制作も身近なものになったといっても、社内で動画制作ができる人はまだまだ一握りですよね。
そのため、「動画制作だったら◯◯さん」と社内での第一人者ポジションが手に入る可能性がわりと高いです。
特に、50・60代の上司世代となると、周りにそんなスキルを持った人はたぶんいないので、素晴らしい出来の動画ではなくても、「◯◯さんはこんなのつくれるのか!すごいな」と高評価をしてくれることがあります。

気軽に動画制作を頼まれるというリスクがあるので、名前の売り過ぎは注意なのだ!
関係者に喜ばれる
イベント動画の場合は特にそうなんですが、関係者は苦労して準備していて、そのイベントにかなりの思い入れを持っていることが多いです。
イベント当日の様子も記録に残したいとは思っていても、当日は段取り通り進めることだけで精一杯ということがほとんどなので、それを動画という形にしてあげると喜ばれると思います。
どうせ仕事をするのなら、誰かに喜んでもらえるというのはいいですよね。
スキルアップできて、転職や副業に有利
実はメリットとしてはこれが一番大きいと思うのですが、給料をもらいながら動画制作のスキルアップができるんです。
普通、動画制作スキルを上げたいと思ったら、初心者ですと単価の高い仕事を取ることなんてまず無理なので、ココナラなどで初心者向けの仕事を探すか、趣味として動画制作をしながらレベルアップしていく流れかと思います。
最初はほとんどお金はもらえないと思った方がいいですね。
ところが、社内の動画制作担当者でしたら、お給料をもらいつつ、動画制作スキルをアップして、さらに企業の動画をつくったという制作実績も積むことができます。すごくないですか?
今後も、動画制作の需要は拡大していくと言われていますので、転職や副業を考えている人には使える武器になると思います。

これは…履歴書の特技欄に書けるやつ
まとめ:動画制作は初心者でもできるし得るものが大きい
この記事では、初心者が動画制作に挑戦してみた話と、動画制作担当者が意外とおいしいポジションな理由について書いてきました。
動画制作というとハードルが高く感じますが、初心者でも3時間くらいでそれっぽい動画をつくることができます。
下記のようなメリットもあるので、動画制作に興味がある人は、社内での担当者をやってみてはいかがでしょうか。
- 社内評価が上がる
- 関係者に喜ばれる
- スキルアップできて、転職や副業に有利

これから動画制作をやってみようと思っている人の参考になったらうれしい
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