こんにちは、広報ウーマンのネギチです。
最近の若い人は「出世したくない」と考える人が増えているそうですね。
ひと昔前の世代では、出世をするのが会社員人生での目標といわんばかりに、出世レースが繰り広げられていました。
しかし、最近の20代・30代では出世に興味を持たない、人によっては出世の話があっても断る人も増えています。

私の周りでも出世志向が低い人が多くいるので、なぜ出世に興味を持たないかを紹介するよ
若者世代が出世したくない理由5選
割りに合わないことはしたくない
一番多い理由が「出世は割りに合わない」という発想ではないでしょうか。
出世をすると仕事の幅が広がったり、社内で一目置かれるようになったり、給与が増えたりと、もちろんよい面もあります。
しかし、その一方で、
- 責任が重くなる
- 求められる仕事のレベルが高くなる
- 残業代が出ないので給与は大きく変わらない
- 経営層と部下の間で板ばさみになる
など、デメリットもあります。

中間管理職は辛そうなイメージあるよね
若者世代はコスパを重視する傾向にあるので、出世した場合のメリットよりもデメリットが上回ると判断して回避をしているのかもしれません。
上司の姿に憧れない
自分の直属の上司を見て、「カッコいいな!この人みたいになりたいな」と思ったことはありますか?
出世を希望する人は、上司の背中を見て自分もそうなりたいと、出世したときの自分像を膨らませていくことが多いと思います。
しかし、
- 「課長、また部長に怒られているよ…」
- 「あいつハンコ押すしか仕事してない」
- 「経営層のご機嫌取りしてばっかでカッコ悪いな」
など、日ごろから上司のことをこのような目で見ていませんか?

固有の人物を指しているわけではないですよ…
そうすると、上司のポストにも憧れを持たず、出世をせずに平社員のままでいた方がよいかなという気持ちになってしまうことがあります。
マネジメントに向いていない
出世をするということは、おのずと今の現場の仕事からは離れて、チーム運営や部下の育成に力を注ぐことになります。
人によっては、
- 後輩の面倒も見れてないのに部下とか無理
- 目標設定とか重要な判断とかできる自信がない
- ずっと今の仕事をしていたい
と考える人もいるでしょう。
マネージャー業務に興味がない人は無理に出世せず、プレイヤーのままでいようという考えを持つ可能性はあります。
出世よりもプライベートを優先したい
最近多いのが「プライベート優先」ではないでしょうか。
昔でしたら、働いてたくさん稼いでくれば「えらい」と褒められた時代もありますが、今は家事や育児の分担が当たり前の世の中になっています。
出世を目指してがむしゃらに頑張るよりも、仕事も家庭も上手く両立したい、仕事はほどほどに趣味に生きたいという思考の人が増えていると思います。

人生の目的が仕事からプライベート充実にシフトしてきているのかな
家庭や趣味を大切にしつつ出世することもできますが、他に優先すべきことがあると出世に対する意欲は薄まるのかもしれません。
一つの会社にずっといるつもりがない
「そのうち会社辞めるし、出世しても意味ないじゃん」と考えるのがこのタイプ。
年功序列制度の崩壊が目に見えているので、最近の若者世代は辞めることを前提にして就職する人が4割にものぼります。
出世の旨みは、ある程度の年齢になってから得られることが多いため、20代や30代で転職・起業を考えている人にはメリットがなく感じられるかもしれません。

若いうちは出世コース乗っていようが乗っていまいが、給与も待遇も差を感じないよね!
まとめ:若者世代は多様な考えと選択肢を持っているため出世したくない傾向
若者世代が出世にあまり興味がない理由は、
- 割りに合わないことはしたくない
- 上司の姿に憧れない
- マネジメントに向いていない
- 出世よりもプライベートを優先したい
- 一つの会社にずっといるつもりがない
ということが挙げられます。
若者世代は「多様な考え方の尊重」を教育され、多くの選択肢を与えられて生きてきた世代でもあります。
出世という生き方を否定するわけではなく、自分にとっての正解を探したときに他の選択肢を選んでいるということなのかもしれません。
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