地方暮らしがセミリタイア(FIRE)を難しくする3つの理由

こんにちは、ネギチです。

「セミリタイアして、お金の心配をすることなく自由に暮らしたい!」

誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

ネギチ

働きたくなさすぎて常に思っているよ!

実際、私も30代でのセミリタイア(FIRE)を目指しているのですが、セミリタイアに向けて準備をするにあたって「地方暮らし」であることが障壁になり得ると気付きました。

この記事では、地方暮らしがセミリタイアを難しくする3つの理由についてご紹介します。

目次

経済的自由を得てセミリタイア(FIRE)をするということ

セミリタイアをするためには、一般的には5,000万円の資産が必要だと言われています。

もちろん、家族構成、年齢、持ち家の有無、リタイア後のライフプランによって変わってきますが、5,000万円前後の資産を貯めることは簡単ではありません。

若いうちのセミリタイアを夢見る人はたくさんいるのに、実際に実現できている人をほとんど目にしないのがハードルの高さをものがたっているでしょう。

セミリタイアへの障壁① 地方は高年収の会社が極めて少ない

セミリタイアへの一番の近道は「高収入を得る」ことです。

単純に考えて、資産を毎年500万円増やしていっても必要金額の5,000万円を貯めるためには10年かかってしまいます。

では、年収300万円の人と800万円の人でしたらどちらが500万円を貯めることができるでしょうか?

言うまでもないですね。投資でカバーするという方法も考えられますが、よほどリスクを取らない限り数倍に増やすのは現実的ではないため、やはり収入による力がものを言います。

そして、収入という観点で考えると、都会に比べて地方は圧倒的に不利です。

東京と地方の差は100万円以上あると言われていますが、早期セミリタイアを目指す場合はもっと影響が大きいと思います。

なぜなら、平均年収の差以上に、若くても高年収をもらえる会社の数に差があるからです。

セミリタイアを目指す場合、定年近くで高年収がもらえても意味がないため、若いうちから高年収を狙える会社に勤めることがベストです。

しかし、都会ではそういった会社も一定数存在しますが、地方では若いうちから高年収の会社はほぼ存在しないのが現実です。

私の住むエリアでは、地元では知名度バツグンの会社でも30歳で年収600万円、40歳で800万円あたりといった印象で、高年収によってセミリタイアを推し進めていくのは地方では難しく感じます。

タマコ

終身雇用制度の崩壊で、地方でも若いうちから稼げるようになる時代が来るかもね

セミリタイアへの障壁② 地方暮らしは車が必須

セミリタイアを考えるときにもう一つ重要になってくるのが「支出をいかに抑えるか」です。

たいていの人は、自分がどの項目にいくら使っていて、どの項目だったら削減できるのかを確認するところから始めると思います。

他の人よりお金がかかっていても自分にとって価値があることは削れないので、自分にとって価値が低いことの支出を見直すことになりますよね。

私の場合、旅行代は結構かけているけど自分にとって価値が高いから据え置きで、スマホ代やスポーツジム代といった削減しても影響が低い項目から削減をしていきました。

このときに、地方暮らしの人は、絶対に削れない項目に「車の費用」が含まれることに気付くと思います。

都会住みの場合、公共交通機関でどこにでも行けるため、車は贅沢品の一つという位置づけになります。

しかし、地方では車がないと、まず通勤ができない、買い物も行けない、遊びにも行けない。そう、車は贅沢品ではなく生活必需品なのです。

私は車の運転が苦手で必要なとき以外は乗りたくない。趣味としてドライブなんてもってのほかというタイプですが、そんな人でも車を持たざるを得ないのです。

そして車というのは非常にお金がかかる代物です。

本体は安いものでも100万円から、車検のたびに10~20万円、毎年の自動車税、毎月の自動車保険。どこか故障したとなれば簡単に数年円が飛んでいきます。

都会に住んでいれば真っ先に削減対象に挙げましたが、地方に暮らす以上は車を維持し続けなければならないのは痛い出費だと思います。

ネギチ

趣味でもないのに車代を削れないのは辛いところ…

セミリタイアへの障壁③ 地方の人ほどセミリタイアに理解が少ない

「就職した会社でずっと働き、結婚して、子どもを産んで、家を建てる」

古きよき日本人の生き方という感じですね。

今は多様な価値観の人がいて、セミリタイアだったり、独身主義だったり、選択子なしだったり、表面上は多様化について理解が進んでいますが、この「古きよき生き方」が正解だという考え方は地方ではいまだに根強いと思います。

年配の方だけではなく20・30代でも、周りの人が「古きよき生き方」をしている影響もあり、この生き方が絶対解だと思っている人が少なくありません。

ネギチ

私の友達でも、8割くらいはこのロールモデルに則った生き方をしているよ!

これ以外の生き方を選択したときに、職場の人や友達に変わった人と思われることは大した問題ではありません。

しかし、結婚をしている人や、結婚をしたいという人は、配偶者にはセミリタイアについて理解してもらう必要があると思います。

そうしたときに、多様な生き方が受け入れられやすい都会に比べると、地方の方が苦労するかもしれません。

まとめ:セミリタイア準備を地方でするのは少しだけハードモード

この記事では、地方暮らしがセミリタイアを難しくする3つの理由を書きました。

  • 地方は高年収の会社が極めて少ない
  • 地方暮らしは車が必須
  • 地方の人ほどセミリタイアに理解が少ない

地方のデメリットをつらつらと書いてきましたが、地方だと遊ぶ場所が少なくお金が貯まりやすかったり、セミリタイア後の拠点として適していたりと、地方には地方のよいところもあります。

結局のところ、セミリタイアができるかどうかは自分次第です。

自由な生活を目指して、自分の意思を貫き通しましょう!

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